ボランティア兵庫 No.301

兵庫県ボランティア協会機関紙

2013年秋号


 
落語家の笑福亭鶴笑さんが講演で多彩な芸を披露

絆を大切にし、支え合う社会づくりを呼びかける「ストップ・ザ・無縁社会」全県キャンペーン推進協議会の平成25年度総会と講演会が8月30日午後、県公館で開かれ、約300人が参加しました。

同協議会は、県社会福祉協議会などの呼びかけで県内18団体が発起人となって昨年8月に設立しました。約200団体が推進団体となって、啓発グッズの配布やフォーラムの開催などさまざまな活動を展開しています。兵庫県ボランティア協会も推進団体の一員としてキャンペーンの輪を広げていくことに協力しています。

地域見守りネットが実践報告

総会では、協議会代表幹事の武田政義・県社会福祉協議会会長がキャンペーンのさらなる展開を訴えたあと、議事に移り、今年度事業計画を決めました。

次いで、落語家の笑福亭鶴笑さんが「縁結び.笑う門には、つながり来る」と題して講演に立ちました。鶴笑さんは多彩な芸で会場をわかせ、「笑うと健康になります。無縁社会にならないよう、みんなで笑ってつながろう」と呼びかけました。

引き続き、各家庭を訪問し異変を発見する可能性のあるライフライン企業などと県が締結した地域見守りネットワーク応援協定の実践報告会が行われました。商品の個人宅配や協同購入を行っているコープこうべの政平浩一さんと清水泰明さんが登壇し、異変に気付き消防、警察に通報、一命を取り留めた実際の事例を報告しました。

最後に「今後も気付きの感度を高め、支え合いの社会をめざしていきます」と意欲を語りました。

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この機関紙はひょうごボランタリー基金の助成を受けて発行しています。
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