この機関紙「ボランティア兵庫」は兵庫県ボランティア協会が年会3回に発行する兵庫県下ボランティア協議会・ボランティア連絡会の活動状況を紹介するとともに、ボランティア情報満載の機関紙です。
ボランタリーな心でつながり、力を結集
継続した活動展開の重要性を訴える小西会長
「兵庫県ボランティア協会」理事会・通常総会
参画と協働の輪を広げる活動展開
東北被災地支援フォーラムを開催
「兵庫県ボランティア協会」の理事会が9月22日、神戸市中央区の神戸クリスタルタワーで開催され、平成23年度決算案、24年度事業計画案及び予算案が承認されました。これを受けて引き続き通常総会が開かれ、理事会の原案通り可決されました。
理事会の冒頭、小西康お会長は「昨年3月11日の東日本大震災以降、次々と自然災害が発生しています。ボランティアの役割が改めて注目されていますが、何よりも継続することが重要です。無理をしないことがポイントであり、力を合わせて活動を続けていきましょう。」と呼びかけました。
平成23年度事業報告の中では、芦屋ボランティア連絡会の代表が東北の被災地から芦屋に避難生活をされている方を対象にした交流活動を紹介しました。若い人でも働くチャンスがなく、働く場の確保が大きな問題であることが報告されました。
東北からの避難家族との交流事業などを報告
昨年秋の第1回神戸マラソンにボランティア参加した太子町ボランティアア連絡協議会の代表は、ランナーとのハイタッチや、ありがとうとの言葉を受け、会員から感動したとの声が多く届いていることを紹介し、今年も積極的に参加する意向を伝えました。
今年度事業計画の審議の中では、地域で活動する団体の会員の高齢化や財政運営などの課題が指摘され、県域の中間組織である協会として一層の支援を図ることにしました。